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Technical Translation: Non-volitional subject sentence structure Gijutsuhonyaku Ougi to urawaza (Japanese Edition)

内容紹介
富井篤著の既刊書の中から、すでに絶版となっている前置詞活用辞典、英語数量表現辞典、技術英語構文辞典(以上、三省堂)、技術翻訳のテクニック、続技術翻訳のテクニック(以上、丸善)を含む9冊を厳選し、それらを解体してエッセンスだけを取り上げた上で加筆再編し、電子書籍の「技術英語 奥義と裏技」シリーズとして順次出版していきます。本書はその1冊目です。編集等は渡辺恵子(実務翻訳者)が協力しています。

内容
本シリーズは、「技術英語の奥義の学習」と「技術翻訳の裏技の習得」を目的とし、全体としては、英語の「単語」、日本語の「語句」、「表現」、「品詞」、「構文」、「数量表現」、「その他」の7つのジャンルに分類し、適宜ちりばめながら出版していきます。
また、既刊書のエッセンスのみならず、未発表の書籍、著者主宰の翻訳教室のテキストや国際翻訳会議で講演した際の資料、さらには、40年間に収集した36万点の英語資料などを動員しています。
シリーズ1冊目の本書は、既刊書の多くの読者から「『目からうろこが落ちる』心境だった」と絶賛された、「無生物主語構文」を取り上げています。「無生物主語構文」は日本語にはなく英語だけに発達した構文ですので、英和翻訳ばかりではなく和英翻訳においても極めて重要な構文です。本書では、英和翻訳の際のテクニックが詳しく説明されており、和文英訳の際にも、その逆のテクニックを使うことにより、英語らしい英語が書けるようになります。さらに、シリーズの最初の書籍として、翻訳の奥義を解説する「翻訳とは」を詳述しており、そこでは、翻訳後の「リライティング」の大事さはもとより、「テクニカル・ライティング」に重点を置き、さらには「コピー・ライテイング」ついても言及しています。
シリーズ2冊目では、技術英語では絶対に避けて通ることのできない「因果構文」と因果関係の表現に必須である「結果を表す副詞的用法のto-不定詞」を取り上げます。これらをマスターすれば、「風が吹けば桶屋が儲かる」式の長い因果構文も楽に訳すことができます。

目次(第1巻)
ご利用に際して
電子書籍発行に寄せて
まえがき
翻訳とは
■自然な日本語に訳すには
■テクニカル・ライティングとは
無生物主語構文
1. 無生物主語構文とは
2. 無生物主語構文の翻訳プロセス(英和編)
2.1. 主語の処理 (第一ステップ)
2.2. 述部の処理 (第二ステップ)
3. 無生物主語構文の分類
3.1. 主語別に分類
3.1.1. 形容詞+名詞
3.1.2. 自動詞から転じた名詞
3.1.3. 他動詞から転じた名詞
3.1.4. 動名詞パターン
3.1.5. presence またはabsenceのパターン
3.1.6. This またはThis+動詞から転じた名詞のパターン
3.2. 動詞別に分類
3.2.1. require
3.2.2. show (または,indicate, prove, reveal, demonstrate) that S+V
3.2.3. cause.
3.2.4. eliminate
3.2.5. その他の動詞
3.3. 否定文
3.3.1. 動詞を否定する場合
3.3.2. その他の語句を否定する場合
4. 無生物主語構文の翻訳プロセス(和英編)
4.1. ___ が …. だと(なので)
4.2. ___ が …. すると
4.3. ___ がどのように(~)…. すると
4.4. ___ を …. すると
4.5. ___ をどのように(~)…. すると
4.6. ___ を(=== に)…. すると
4.7.(=== に)___ があると(あるので)
4.8.(=== に)___ がないと(ないので)
4.9. ___ を …. するには === が必要である
4.10. ___ を …. するには === を ,,,, する必要である
4.11. ___ の(___ を …. した)結果、=== が ,,,, である(,,,, する)ことがわかった
第2巻の予告
編集後記
奥付

著者略歴
富井 篤: 1934年横須賀生まれ。日本大学理工学部卒業。アメリカ系産業機械メーカーを退職後、(株)国際テクリンガ研究所を設立、爾来、翻訳歴40年、翻訳指導歴37年、執筆歴35年。著作、訳本・CDを含め40冊

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