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a book of REFEREE (Japanese Edition)

 私は20歳そこそこからこれまでの十数年間、少年から社会人、
日本代表(練習試合)やはたまた外国人まで、数多くの試合を経験
してきました。二つとして同じ試合はなく、二つとして同じプレー
はありません。また10人のレフェリーがいたら10通りの判定の
仕方があるでしょう。それだけサッカーのレフェリーというものは
奥が深く、それだけ魅力的であると常々感じています。
 レフェリーは、ジャッジにクレームをつけられることはあっても、
決して褒められることはない難しい役割です。私は、とある大学生
の試合で、レッドカード2枚を出し、試合終了後の観客席からも大
ブーイングを浴びる試合を経験しました。彼らは本当に行儀が悪く
(仏教系の大学なのに!)、警告・退場に値する行為をしていたのを、
私は的確に対応しただけなのに・・・。その時は非常に悩みました。
何故そこまで言われなければならないのか、何のために自分はレフ
ェリーをしているのか・・・。
 しかし、そこから立ち直ったのもやはりレフェリーでした。こう
なってしまったのは仕方がない、相性の問題もあるし、自分の判定
もどこかに彼らの納得がいかない瞬間があったのではないか。そう
自分に言い聞かせるとともに次回への反省を洗い出し、大好きなサ
ッカーの試合(私の場合はプレミアリーグの試合)をたくさん観て、
レフェリーのイメージを改めて作り上げ、翌週の試合に挑みました。
 それを繰り返していくことで、少しずつ自信を取り戻していきま
した。そしてそんな時こそ「ナイスジャッジ!また頼むよ!」と言
われる試合に出くわすことがあるのです(それは外国人の試合であ
ることが多かったです。みんなオープンですね)。それがたまらな
く快感になるのも、レフェリーの大きな魅力だと思います。
 本書は、お子さんのサッカーチーム入団とともにコーチのお手伝
いを始められたお父さんが、帯同審判の役目も負うことになってし
まったことによって「やらされレフェリー」になりつつある状況に
憂いを覚え、それを私のこれまでの経験からなんとかサポートする
ことはできないかと考え文章にしたためたものです。
 本編を含め3冊で構成されており、1st STAGEから3rd STAGEま
で用意しております。
 1st STAGEは「レフェリー虎の巻」として、レフェリーのための
道具の用意や試合までの準備、実際の試合においての考え方等を、
一連の試合の流れに合わせて述べています。レフェリーとしての
“カンとコツ”といったところでしょうか。
 2nd STAGEは「サッカー競技規則講座」として、第1条から第17
条までの条文の解釈やガイドラインにおける指示の解説など、私の
これまでの経験から学び、感じたことを含めて述べています。
 そして3rd STAGEは「チャレンジ・ザ・レフ!」として、競技規
則クイズに挑戦し、楽しみながらルールを確認していくツールとし
て用意しています。

 「やらさレフェリー」から「やるぜレフェリー」へ。少しでも本
書が皆さんの役に立つことを期待しております。
 それでは、いざ、レフェリーの世界へ!

「レフェリー超攻略講座」1st STAGE から3rd STAGEまでを完全網羅した渾身の188ページ!
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