はじめに
超速読完成 究極テクニックII
知っているのと知らないでは大きな違い。人生が大きく変わるかも。
自分は黙読している時に頭の中で音読している。口から声は一切出していないのにうるさい程、頭の中で音読をしている。きっと自分はおかしいのだ。
実はこれはネットでも紹介されている話です。言われてみると確かにと思う人も大勢いるはずです。日本人も米国人も読書を学び始める時(子供の時)に大人から音読を指導されます。(勿論音読は重要ですし筆者も行っています)
そしてある程度の年齢になると今度は黙読を指導されます。そしてそのまま長い間
黙読の人生を送ります。この黙読は頭の中での音読行為です。
しかし外部的であろうと内部的であろうと音読をしている限り速読には限界があります。この冊子では用いてUHSR の最新トレーニングを紹介するものです。
便宜上この冊子はUHSR3とします。
前回英文越速読完成は上梓後かなりの反響のようです。これは読者の方々が
既に高度な英語力を持って長い間勉強をしてきた故に陥っているロックの
話に気がついたからだと思います。この本ではUHSRに関して更に実践面に
関しての分析を行います。
いまからたかだか20年前の社会と現在とでは情報の受信、発信方法が
大きくことなります。
まずインターネット自体が今のように発達していなかった。携帯電話も現在の様に普及していなかった。情報自体は同時性という観点からはほぼ 一方的でそれほど緊急性がなかった。
全体があまり急いでいないためものを読む速度もゆったりしていた。
その中でも急ぎの反応を求められることがらというと次の伝達手段があった。 一番緊急性が高いもの 電話、電報、テレックスなどでした。
但しこれらが相手側にいくら速く届くとしてもやはりかなりのタイムラグがあった。電話で相手の番号にかけてつながったとしても望む相手との会話にたどり着くまでに時間がかかりかねなかった。
電報にしても電文を考えて電話局にそれを伝えて発信した。この入電も相手に直接入るのではなく相手の近くの郵便局なりに入りそこから紙に印刷されて相手に届けられた。筆者のの記憶では 「サクラチル」「オメデトウ」の電文はなかなかなかったが。そしてテレックスというものがあった。これは紙の細いテープに小さな穴をあけそれがアルファベットを表していていました。
このテープの内容を電信で相手に送信した。総合商社などもついこのあいだまでこの方法で遠く異国から日本の本社と連絡をとっていた。これでも時差、距離、地形にかかわりなく入ってくる情報は貴重なものであった。このような時代に入電 発電される内容の特徴は文字数に従い課金されるため下記があげられました。
文章が簡潔である。さして緊急性のないものは別途航空郵便、船便で発送される。それでもテレックス、電報で入ってくる内容を読む時、真剣に しっかり読みました。即ち 特に気合いをいれた速読は必要なかった。これは英語、日本語も同じで人々はじっくりと読みました。
ある米国の速読法(By Mr. Paul Nowak) によると人は黙読時でも頭の中で単語を発音しながら読んでいる。これによりいくら速く読もうとしてもこれが読書速度の改善の妨げとなると述べています。そして多くの研究家がこの音を消せば(eliminate)すればよいと指摘している