岐阜県瑞穂市で起こった殺人未遂事件。主犯として逮捕されたのは部落解放同盟岐阜県連大垣支部の支部長だった。
事件についての取材を進めるうち、「同和企業」の驚くべき実態が明らかとなった。
あの森功の「同和と銀行」を超える、衝撃の同和ノンフィクション。
・第1章 殺人未遂事件
殺害の報酬
同和の会長さん
計画実行
死んでないやないか!
・第2章 同和企業
支部長の殺人未遂事件
父親に対する恩義
“同和企業”であることをアピールする営業
襲撃計画
夫婦の絆
輝男の遺産
“役員借り入れ”はどこに?
部落解放同盟をなめとんのか!
ヤクザから“委員長”へ
・第3章 支部長と支部員
社長がやれというならやりますよ
社員は家族
部落解放同盟には部落出身でなくても入れるのですか?
作られた“同和地区”
迂回融資
遺書
同和企業の意味
同和の金に群がる人々
同和厚生資金
・第4章 懲役5年
情状酌量
渾身の“おわび文”
論告求刑、そして判決
部落解放同盟岐阜県連合会とは何なのか