前書き
「最近ワクワクしたのはいつですか?」
私はゆとり教育を受けた、ゆとり世代の、ゆとりサラリーマンです。それでも社会人として働くために、ゆとりサラリーマンであることを隠してきました。平日は夜遅くまで働き、週末は飲みに行ってストレスを発散する。休日は疲れた身体をリフレッシュ。そしてまたいつも通りの平日に戻る。そんな毎日を繰り返していました。
でも、ある時、ふと思いました。
「こんな生活をずっと続けることが、本当に幸せなのかな?」
そんな毎日に別れを告げるため、ゆとりサラリーマンの挑戦が始まりました。
3か月の挑戦を終えた今なら、自信をもって即答できます。
「最近ワクワクしたのはいつですか?」
「いつもです。毎日が楽しくて楽しくて、寝る時間がもったいないくらいです!」
現在どのような状況に置かれていても関係ありません。なぜなら、ゆとり世代の申し子である私でも挑戦することができたからです。
みなさまも心の中の気持ちに耳を傾けて、何も考えずに飛び込んでみてください。本書では、何も考えずにトライアスロンに挑戦した私の体験談とその振り返りを元に話を進めていきます。以前の私と同じように「せっかくならもっと人生を楽しみたい」、「刺激的な人生を謳歌したい」と思っている方に向けて書きました。私自身の体験を共有することで、みなさまと一緒にもっとワクワクした社会が実現できれば、これ以上の幸せはありません。
本書はゆとり人間が現状打破のために取り組んだ体験談になります。
有能な社会人でもなければ、著名人でもありません。ましてや、天才による特別な方法論の解説書でもありません。
それでも本書を出版したのは、ゆとり人間だから書けること、ゆとり人間にしか書けないことがあると思ったからです。
特別な環境なんて必要ありません。自分が変われば、目の前の世界は変わります。
一緒にワクワクした世界を見に行きましょう!
<収録内容抜粋>
1.ワクワクの発見
今の人生をもっと楽しくしてくれるきっかけ探し。
2.目標設定
ワクワクすることを目標という形で、具体的に言葉で表現。
3.期日設定
目標をさらに具体的にし、実際のカレンダーの中に落とし込む。
4.時間の再発見
目標達成のための練習時間を、毎日のスケジュールに組み込む。
5.ながら練習
練習時間をさらに確保し、生活の一部にする。
6.練習も全力投球
練習の密度を高め、かつ目標と現状のギャップを探る時間を確保。
7.自分に投資する
時間だけでなく、金銭的にも目標達成のために献身する。
8.悩む前に行動
ボトルネックを見つける。
9.ボトルネックに全力を注ぐ。
解決策を探し出し、練習スケジュールに組み込む。...