吾々人類は働いて利子を払うために世に出たのではありません。種としてその一生を全うするためにこの世に生まれ出たのです。その一生を全うする方策が各人の考え方によって違います。吾々は現実の世に即して考えがちですが、その現実の世さえも人間社会の根本をデザイン・設計する人が存在して、そのご宣託を疑うことなく信じている99.9％がいるから、銀行システムの思いのままのなっている現実社会があります。

そろそろ吾々99.9％は自分の身の丈に合った、自分に有利な国家をデザインするべきではないでしょうか？　日本人のご先祖がアジア全域のどのような民族よりも、出アフリカ人に近いと核遺伝子解析で極最近判明しました。遥かなるご先祖の三内丸山遺跡の縄文人が、あんまり働かないのに豊かな食生活を営んでいた。と古代史の研究者が発表したことには、重要な近未来の国家経営のヒントになるのではないでしょうか？　

そのような目で究極的な省力化技術のロボットと共生する近未来社会を想像するのならば、あと数十年で100億人を超えるという、人間社会もなかなかに楽しいのではないだろうか？　吾々の理想国家が実は６千年前、三内丸山遺跡の縄文時代にあったなどとは、ホラ話のようなものですが、大した労力を用いず過剰労働などはなく、一国が消費する様々な富(利益ではない)が、ロボットによって苦も無く生産される近未来社会を想像してみてください。

銀行システムが運営している現代社会では、それは失業の恐怖に直結しますが、画像認識力の圧倒的な進化によって、ロボットが次世代における産業生産設備の主要な担い手になることが、極、近未来に確実視されています。それは人の労力を大幅に節約する技術として、全人類の理想社会を具現できる一大技術ではないでしょうか？　そしてそのようなロボットが生産現場で普通に活躍する時代には、儲けるための経済学が不似合いなのです。