エッセイ集:1.アメリカのココロ・ボストンという街、2.人工知能研究所+MITのココロ、3.日本を眺めてみて、4.こんな場所もあったっけ、5.ベトナムのココロ、6.テクノロジーの正体
2008年から時々書きためてきた約80のエピソードをまとめてある。独自のアングルの写真も載せた。
タイトルは、最初のエピソードから。
そのエピソードの先頭の数行を紹介。『あるとき、地下鉄に乗ろうとしたら、トークンを入れて入っていくゲートの横の、荷物が多い場合などに特別に開けるゲートが開いていた。あっ、みんなただで入れるじゃないか。そしてよれよれのダンボールに、今ちょっと出ている、ここから入ってくれ、というメッセージが書いてある。』
次のエピソード「語る言葉が無かった」の先頭の数行を次に紹介。『ある日、セントラルSQのそばの韓国系の長老教会の炊き出しで、台所スタッフが足りないので応援を、ということになった。ちょうどニューヨークから遊びに来ていた昔の卒業生を連れてでかけた。台所には、すでに野菜や食材が運び込まれていた。』
本文目次(初版)
I アメリカのココロ・ボストンという街
∫ そのときゲートはあいていた
∫ 語る言葉が無かった
∫ 要注意ではないアメリカ
∫ セキュリティの強度
∫ 科学する心+アメリカのココロ
∫ それは大団地だった
∫ 31歳の時
∫ 接続便はスタンバイする
∫ ボストンで生まれたFacebookもカリフォルニアに行ってしまった
∫ 保護された異端児の話:スティーブジョブズ氏を悼んで
II 人工知能研究所+MITのココロ
∫ Lispその後
∫ iRobot、ルンバ、福島原発で活躍したロボット、それを生み出した人
∫ ジョンマッカーシーが亡くなった
∫ MIT的新入生増加策
∫ オンライン教育そしてNon Profit Private School
∫ Emacs解剖学
∫ あのころのUnixと今のツイッター
∫ 多値機能:値は一つではない、あるいは値の読み方
∫ Dynamic Window栄枯盛衰
III 日本を眺めてみて
∫ 異文化共存の原点
∫ KPIとしての「ベビーブーム世代」の消費動向
∫ グルテンフリーという日本の障壁
∫ グルテンフリー、セリアック病を知っていますか?
∫ ゼニ本位主義とシアワセ本位主義
∫ 円高の継続はどうしてなのか
∫ 100円に少なくとも300円の価値を与える
∫ 子供の頃
∫ 切手収集がその原点(子供の頃その2)
∫ 組織力は分担力ではない、相乗効果。
∫ 年末に思うこと
IV こんな場所もあったっけ
∫ ブラジルにとっての「開発」援助
∫ ジョニーアップルシード
∫ 国勢調査
∫ NHKワールドは誰のため
∫ 漢字コミュニケーション
∫ 0.9を5回かけると0.6以下になる
∫ プリーズタイクケア
∫ 海外へ出ていくということ
∫ 感動をネットで「売る」
V ベトナムのココロ
∫ ベトナムの今
∫ 戦争証跡博物館
∫ なぜベトナムに注目するのか
∫ 3DCG09
∫ 2055年65歳以上は40.5%?
∫ ホアラックハイテクパーク
∫ 蚕のサナギ
∫ ベトナムミニホテル生活
∫ 社食、ズンライ
∫ ベトナムとは:その1
∫ ベトナムとは:その2(卵事件)
∫ ベトナムとは:その3(学者の奥さんには銀行員が多い)
∫ ベトナムとは:その4(ショッピングセンター)
∫ ベトナムとは:その5(片側3-2-2)
VI テクノロジーの正体
∫ 誰がどこでどうやってソフト開発をする?
∫ 蟻地獄からの脱出
∫ オープンソースと「花はどこへ行った」
∫ マヤ文明では20進法だった
∫ 米国愛国法とクラウド
∫ データを読む力
∫ 好きな仕事は給料が安い
∫ フィッシュウィンドウ:視野が広いとなんでも見えるは違う
∫ 文明は破滅に向かって進歩する
∫ クリエイティビティの源泉
∫ How safe is safe enough
∫ あきらめないこと、データを大事にしながら道を開くこと
∫ 二番じゃだめなんですか?
∫ ドリラーの腕:テクノロジーの3要素にはノウハウが入っている
∫ 地デジは自分でアンテナを立てよう
∫ (続)地デジアンテナ。ブースターも簡単だった
∫ A is for Atom (1992) by Adam Curtis
∫ カルテット:残りの人生の過ごし方
以上