ムスタファ・ケマル・アタチュルクは、トルコの父か、はたまた独
裁者か。ヒトラー、ムッソリーニ、スターリンとは全く異質な「独
裁者」ケマル・パシャの生涯、その栄光と孤独。ガリポリの戦い、
サカリア川の戦いで「救国の英雄」となったケマルの、帝政打倒と
共和国建設に賭ける情熱と苦悩を描く評伝小説。
著者プロフィール
三浦 伸昭(みうら のぶあき)
1968年生まれ。中央大学卒。公認会計士の仕事のかたわら、歴史
小説家としても活躍。知られざる史実や歴史上の人物の発掘に情熱
を傾けている。著書に『アタチュルクあるいは灰色の狼』『ボヘミ
ア物語』(2006年)、『昭烈三国志』『カリブ海のドン・キホーテ フィデル・カストロ伝』(2009年)、
『黒南風のうた~長宗我部元親と蜷川道標』(2014年)、いずれも文芸社刊。
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