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内容紹介
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※この電子書籍は、消防王1巻・2巻の内容をまとめた内容に加えて、「試験勉強対策」と「体力錬成法」「消防業務」について追記・編集した内容になっております。
元消防士の話
どうも防災王の吉武穂高と申します。
私自身、もともと地元愛知県の消防職員でした。
現在は、「防災王」と「東海空中散歩」の2つのメディアを運営して、ドローンを活用した新しい形の町づくりやPRについて取り組んでおります。
今でも多くの方から消防の話をしてくれと聞かれることも多いです。
そして消防士は公務員かつかっこいい職業なのでとても人気の職種です。
せっかくなので私が消防士になれた経緯や筆記試験対策また現役で勤務していた時のエピソードなどをお伝えしていきます。
もちろん消防職は「守秘義務」の部分も多くありますので、伝えることができない部分はありますが、たくさんの方に消防という仕事に興味を持ってもらうことは「地域防災」にとってもたいへん意義のあることだと思って伝えていきます。
特に『これから消防士になりたい!!』という情熱ある方にとっても有意義な内容になるようにしていきます。
試験勉強は大変です。
通常の公務員と違って消防や警察、自衛官などの公安職は多少なりとも体力も鍛えておく必要があるからです。
受験勉強の合間の息抜きや少しでもモチベーションが上がってくれれば幸いです。
普通現職の消防士がこのような書籍を作って情報は発信しないので結構貴重な情報になるのではないかと思います。
(そんな目立つ行為すると先輩からイジられますし、悪目立ちすることはできませんので)
私がいた頃と多少制度が変わっている部分もあるでしょうし、思い出しながら書いておりますので誤って解釈している部分もありえますのでその点はご了承くださいませ。
しかし、元消防という立場でここまで詳しく書かれた内容はないと自負しております。
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目次
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元消防士の話
第1章:公務員試験編(筆記試験対策&体力試験対策)
・最短最速で消防・警察の試験に合格する方法|専門学校と過去問と教科書をバランス良く併用せよ!
・専門学校の活用|試験ウエイトの大きい数的処理・判断推理・資料解釈は専門学校を活用する。
・過去問を制するものは試験を制する|「スー過去」を教科書代わりにせよ!
・急がば回れ!|足り無い知識や深い理解は高校や大学受験の参考書で補強する。
・数的処理・知識分野・人文科学・社会科学|社会・法律・政治・経済・自然科学対策
・模擬試験で実戦力を高めろ!
・まとめ|消防・警察の筆記試験対策はバランスが大切
・消防士になりたい人必見!!「警察や消防士の採用試験の体力テスト対策ってどうしたらいい?その疑問にお答えします!」
・警察や消防士の採用試験の体力テスト対策ってどうしたらいいの?
・体力試験対策|念願の消防に合格が決まった!!消防署に入署するまでに必要な体力トレーニング方法をまとめておく!
・消防士の試験に合格したけど、本当に消防士としてやっていけるか体力に不安です。
・消防に入る前に消防向けの体力を作るにはどうしたらよいか?
・「救助隊」になるための体力レベルを知りましょう!!
第2章:地獄の消防学校生活編
・半年間に渡る厳しい消防学校の生活を日本一詳しくまとめてみた。
・採用されてから、消防学校に入るまで
・消防学校初任研修|訓練編
・訓練礼式|消防職員に必要な礼式や点検について訓練をする。
・ここがキツイぜ!訓練礼式
・消防活動訓練|消防活動・警防活動の基本を学ぶ
・ここがキツイぜ!消防活動訓練!
・救助訓練| ロープ取扱、3連梯子をはじめとした救助操法など救助活動に必要な技術を習得します。
・ここがきついぜ!救助訓練
・消防活動応用訓練|各種災害を想定し、実践的を訓練する。
・体育| 体力練成等により消防活動に必要な体力を養います。
・実務研修| 消防署において、当直勤務(24時間勤務)の研修を行います。
・選択研修
・消防学校初任研修|座学編
・座学は試験あり!!|ちゃんと勉強していればまず問題無し!!
・まさに化かしあい!!|過去問ゲットが効率の鍵!?
・消防学校実科査閲|陸の監獄からもこれでおさらば!?
・消防学校まとめ
・鬼の教官の目にも涙
・消防学校の訓練が不安でたまらない君に贈る言葉
・消防士に合格したはいいけど、今度は消防の訓練についていけるか不安
・消防士は怪我をしないことも仕事
・消防士の職業病について(腰痛・肉離れなど)
・まとめ|消防学校入校前に不安でしょうがない人へ
・消防学校で学ぶ最も大切な3つのこと
・消防業務で大切なこと
第3章:消防士のための体力錬成編
・使える身体を作るには、反動をガンガン使うべし!
・消防士の体力錬成と通常の筋トレは目的が違う
・消防式体力錬成と科学的筋力トレーニングを比較してみた「消防に必要な体力作りをするためには創意工夫と継続が大切!」
・消防の現場、火事場や救助現場では、全身の筋肉・五感を使い尽くします。
・消防式体力トレーニング・自重トレとは?
・消防式トレーニングの特徴その1|なぜ反動を使うのか?
・消防式トレーニングの特徴その2|全身の連動をはかる。
・インターバル形式
・科学的な筋力トレーニング
・トレーニング方法は各自で工夫しよう!
・大切なことは継続すること
・著者の消防に入った時の話
・消防学校に入って気がつく現実
・自重トレ最強説「目指すは腕立て伏せ連続1000回!懸垂50回以上!」あらゆる災いから大切なものを守れる防災ボディを手に入れろ!
・筋力トレーニングではなく、本物の体力トレーニングであり、競技者であれば、日常生活レベルにそのトレーニングを落とし込むべき!
・まとめ|自重トレを日常の生活レベルに落とし込め!
・自重トレは懸垂が最強「背中の筋肉はつきにくい。しかし一度充実するとすごい力が出せる。」
・懸垂の重要性|背中の筋肉の充実は消防筋を作るための最重要課題
・懸垂(チンニング)のメリット
・子供の時から運動音痴で体力に全く自信がなかった私が懸垂を連続45回以上できるようになったトレーニング方法
・消防士におすすめのトレーニング方法をご紹介します!
・トレーニング:自宅に懸垂器具を購入し、週に300回以上は懸垂をした。
・懸垂の連続回数を増やすトレーニング方法
・ネガティブトレーニングとは
・救助技術大会の練習の話
・懸垂をする時は反動を使った方がいい?
・どうしてもロープ登はんができない方へ|ロープ登りのコツと必要な筋トレ方法をまとめました。
・管理人の体験|消防学校の救助訓練で自力登はんができなかった!
・トレーニング方法|懸垂とロープ登りは全く別だが、まずは懸垂から!
・ロープ登はんはロープの握りが大切。
・ロープ懸垂をしよう!
・短いロープ登りの往復を繰り返す。
・ロープ登はんに近い施設を探す
・登り棒の有効活用方法|一番身近で自力登はんに近いトレーニング
・リュックに重りを詰めた状態で登れるようにしましょう。
・消防式体力錬成術「片手懸垂ができるために重要な5ステップ。両手懸垂とは全く別物と心得よ!」
・消防士といえば懸垂!どうせなら片手懸垂!!
・片手懸垂の習得のための5ステップ
・片手懸垂達成ステップ1:通常の懸垂を連続20回以上できれば連続30回以上できるようようになること
・片手懸垂達成ステップ2:加重懸垂を行う。
・片手懸垂達成ステップ4:片手懸垂(手首を掴んで懸垂をする。)
・片手懸垂達成ステップ5:片手懸垂(肘掴み懸垂)
・ディップス|それは「上半身のスクワット」
・ディップスをする前に|リバースプッシュアップから始めよう!
第4章:消防業務について
・「消防署の1日をご紹介します。」
・消防士の活動内容について
・火災現場に出動する。
・消防隊の役割|「動きながら考える」が求められる
・消防士になりたい人必見!!「救急医療編」
番外編その1|健康のためなら死んでもいい私が選んだ消防訓練や肉体改造におすすめのサプリメント11選
番外編その2|消防の体力錬成におすすめなトレーニング本【ベスト13】
番外編その3|救急救命士の資格を持っていた方が消防士の採用試験に有利なの!?
・どうしても消防士になりたい!
・救命士の数が圧倒的に足りていない!
・救急業務は激務
番外編その4:消防士の給料|火事に出ると「特殊手当て」がもらえるって本当??
・気になる消防士の給料。いくらなの??
・全国で異なる消防職員の給料。
・仮眠中(休憩時間)の出動は会社員でいう残業に当たる。
・出動すると手当てがもらえる「特殊勤務手当て」
・あとがき
※この電子書籍は「防災王」のサイトを追記・編集した内容になっております。