平成3年から平成23年まで、日本の平成時代20年間にわたりパリに住んでいた著者が日本に戻ってきて振り返る、フランスの衣食住を語る、全３巻ものがたり。第１巻は、フランスの住に関しての、「住み方の記」。

第１章　フランスの不動産事情
・パリのアパルトマンは、ほぼすべて「築深」！？
・エレベーターがあるとないとでは、大違い
・騒音だらけの、古いアパルトマン
・快適さよりも、古い美しさ？
・フェット、と呼ばれる大騒音の週末
・家は洗濯物を干すためにあるのではない
・分譲と賃貸の区別がない、フランスの不動産
・賃貸だって、好みに暮らすフランス
・ステュディオを買おうとして
・トイレがないアパルトマン！？
・在日外国人が日本で暮らすと・・・

第２章　フランスの室内インテリア
・「日本の家はキレイ」じゃない
・日本の家は、まるで寝室？
・インテリアにかけるエネルギー、そして時間
・家具の歴史があるフランス
・「壊しなさい」
・アンティークとの出会い
・アンティークという名の古道具と暮らす
・フランスの家電事情
・断捨離とは無縁、何も捨てないフランス人

第３章　ブリコラージュ（DIY）
・面倒くさい、と思わないで、時間をかけるブリコラージュ
・パリの中心地のデパートは、ブリコラージュのお店
・モデルルームの不思議
・フランスの家作りは男のしごと
・フランス人は全員「匠」！？