【内容紹介】
本書はお金に関する勉強などの一連の行動を【金活】と名付けて、知っておくべきことや最初に取り組むべきことなどについてまとめた書籍です。

あれもこれもを深く学ぶのではななく、まずはお金の勉強の全体像を把握していただくために用意した書籍です。

・お金の勉強、今まで何もやってこなかった方
・何から始めればよいのかわからない方
・まずは安く全体像を把握したい方
・家計簿などに挑戦したものの失敗した経験がある方

などを対象にしております。
是非、本書をきっかけにして金活をスタートさせてみてください。

※なお、本書は会社員の方、会社員の方を配偶者に持つ主婦（夫）の方を前提として書いております。それ以外の方のお役にも立てる内容だとは思いますが、そうした前提をご理解の上お読みいただけますと幸いです。



【目次】
はじめに

第一章　金活を始めよう
・ブームとなった〇活と金活
・一生取り組む必要のある金活
・年代によって変わる金活
・金活、様々なパターン

第二章　節約と家計管理の活動
・まずやるべき家計管理の活動
・家計管理方法
・節約を検証する
・節約と家計管理の活動の準備と手順まとめ

第三章　貯蓄の活動
・目指すべき貯畜額と年代別の平均貯蓄
・できる貯金、できない貯金
・絶対に引き出さない
・当たり前にする仕組み作り
・徐々に増やす
・ボーナスの取り扱い
・貯蓄の活動の準備と手順まとめ

第四章　副業の活動
・収入が増えればかなり楽になる
・副業にお金をかけない
・色々な副業を考える
・拡大の可能性がある副業に取り組もう
・資産運用は副業になるか
・副業以外にも考えるべき収入増加
・副業の活動の準備と手順まとめ

第五章　資産運用の活動
・資産運用のリスクとやらないリスク
・基本は分散
・多くの金融商品は儲かるためにある
・時間を分散させるお手軽方法
・色々な金融商品の特徴とメリットデメリット
・資産運用とギャンブル
・資産運用の活動の準備と手順まとめ

第六章　金活成功のために
・金活成功のために必要な「計画」
・楽しみながらやる
・できることを探して始める
・仕組み化すること
・よく相談すること

第七章　金活事例集
・社会人スタート間もない金活
・結婚後の金活
・家族と取り組む金活
・老後に向けた金活

あとがき



【「はじめに」より】
この度は、本書を手に取っていただきまして、ありがとうございます。
本書は一生付き合い続けなければならない「お金」をテーマに書いた書籍です。
テーマが広いために、様々な年齢、性別、職業の方に手にしていただいているかと思いますが、基本的には会社員の方、あるいは、会社員の方に扶養されている主婦（夫）の方を対象に書いていることはあらかじめ申し上げておきたいと思います。
そのため、毎月給料をいただく方のために書かれた部分も数多くありますこと、ご了承いただければと思います。

さて、あなたが本書を手にした理由は何でしょうか？

・なんとか節約する方法を知りたい。
・家計簿をつけてもうまくいかない、家計管理をどうすれば？
・これから会社員になる、どうやって管理をしていけば？
・お金に困っている、解決法は？
・老後のために不安が多い、貯めるためにどうすればよいのか。
・資産運用に取り組みたいが、何から始めればよいのか。

様々なことを考えて本書を手に取っていただいたとは思いますが、上記に挙げた内容については網羅しているつもりです。
それに加えて、本書では副業についても触れております。

お金に関する書籍は、「今あるお金」と「これからも入ってくるであろう給料」について書かれている書籍がほとんどだと思います。
もちろん、それらはとても大事なことなので、本書でも書いておりますが、それに加えて収入を増やすことができたらどうでしょうか？
「今あるお金」と「これからも入ってくるであろう給料」の効率化を図りつつさらに収入を増やせたなら、きっと同僚とは比べ物にならないぐらい、お金に関しての力を身に着けることになるのではないでしょうか？

現状の家計管理や資産運用、そして収入を増やすことまで含めた一連のお金に関する活動を本書では「金活」と名付けました。
単純にお金に関する様々な活動という解釈で問題ありません。
是非、本書を読んで金活に取り組んでいただければと思います。

ここで本書の内容を簡単に説明させていただきます。

第一章では金活を始めようということで、活動全般についての重要性について解説させていただいております。
昨今では〇活という言葉が流行しております。
きっとあなたもなにがしかの〇活に取り組んだことがあるのではないでしょうか。
そうした〇活についても紹介しつつ、金活とはどういうものなのかについての理解を深めていただきます。

第二章では早速、金活の段階です。
まずは、節約と家計管理について取り組んでいただこうと思います。
この第二章で取り組んでいただくことは、即効性が高く、また比較的すぐに取り組める内容が書かれております。
これまで家計簿に取り組んでみたものの挫折してしまった方などに読んでいただきたい内容になっております。

第三章は貯蓄をテーマに書かれております。
ここでは、金融資産全体の話ではなく、主に現金として保有する預貯金をテーマに書いております。
第二章の内容をクリアしたら第三章にスムーズに進めることになると思いますので、もし現在預貯金に不安があるという方は第二章と第三章を合わせて読んでみてください。

第四章では副業についての活動について書いております。
お金に関する書籍において、副業などの収入を増やすことについて書かれている書籍は非常に少ないと思います。
副業は節約などに比べれば即効性がありませんが、ただ、本業以外に収入を上げることができれば家計にとってそれほどありがたい話はないはずです。
もちろん、配偶者が会社員であなたが主婦（夫）であれば、あなたが副業に前向きに取り組むことによって家計に大きな変化をもたらすことができるかもしれません。

第五章では資産運用について書かれております。
預貯金は安全という考えが一般的ですが、でも、資産運用の必要性は実は年々増し続けていると考えられます。
投資はリスクが高いから嫌だ、と今まで敬遠してきたとしても、今回は是非読んでみてください。

第六章では金活に取り組む上での大事な心構えや考え方を紹介しております。
せっかく取り組むのですからこの章に書かれていることを意識して是非、前向きに取り組んでみてください。

第七章では
・社会人スタート間もない金活
・結婚後の金活
・家族と取り組む金活
・老後に向けた金活
の４つの金活の事例を紹介しております。
この事例を通して金活に実際に取り組むイメージを付けていただければと思います。

全体を通して本書に書かれていることは、誰にとっても比較的取り組みやすい内容で、一度挫折した方にも再チャレンジしやすい内容になっていると思います。
だからこそ、大切なのは取り組むという決断です。

本書があなたの豊かで充実した未来へのよいきっかけになれば幸いです。


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