江戸末から明治にかけて出版された合巻最大の長編『白縫物語』第70編!
草稿と刊本を合本して比較できるようにしました。
戦国大名大友氏の遺児・若菜姫が復讐のため蜘蛛の妖術をつかって大活躍するアンチヒーロー物。
江戸時代に発達した絵入り読み物「草双紙」の最終形態が合巻。
明治になってもまだ刊行されていた合巻はいわば江戸のマンガであるが、さすがに時代の波には勝てず消えていく。この合巻中最大長編とされる白縫物語は作者の柳下亭種員(1807-1858)が途中で死んでしまい、都合三人による連作となった。幕末には爆発的な人気をよんだが、明治18年(1885)に第71編が刊行されたあととぎれてしまい、最後の90編までは明治33年(1900)に博文館の続帝国文庫の一冊『白縫譚』として活字で出版された。
第71編の作者は柳水亭種清(1821-1907)。
絵師は楊洲 周延(1838-1912)。
明治13年(1880)刊の国会図書館所蔵本を画像のまま復刻
画像は国会図書館のデジタル化の都合で
草稿がカラー
刊本が白黒
となっています
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上
- 草稿表紙
- 刊本表紙
- 草稿扉
- 刊本扉
- 草稿口絵
- 刊本口絵
- 草稿序
- 草稿本文1
- 刊本序
- 刊本本文1
- 草稿本文2
- 刊本本文2
- 草稿本文3
- 刊本本文3
- 草稿本文4
- 刊本本文4
- 草稿本文5
- 刊本本文5
- 草稿本文6
- 刊本本文6
- 草稿本文7
- 刊本本文7
- 草稿本文8
- 刊本本文8
- 草稿本文9
- 刊本本文9
- 草稿裏
下
- 草稿表紙
- 刊本表紙
- 刊本扉
- 草稿本文1
- 刊本本文1
- 草稿本文2
- 刊本本文2
- 草稿本文3
- 刊本本文3
- 草稿本文4
- 刊本本文4
- 草稿本文5
- 刊本本文5
- 草稿本文6
- 刊本本文6
- 草稿本文7
- 刊本本文7
- 草稿本文8
- 刊本本文8
- 草稿本文9
- 刊本本文9
- 草稿本文10
- 刊本本文10
- 草稿本文11
- 草稿本文11-2
- 刊本本文11
- 草稿裏
- 刊本裏