「手裏剣術」「入門」と題していますが手裏剣術のみならず暗器の使用製作、武術の心得、急所術、点穴まで。
初心者としての入門ではなく武術の道を逸脱しない入門心得として既存の書籍に無い視点での内容で、
読み手を選ぶハードな内容になっています。
武術流派の否定や、きつい表現もありますので、関係者の方の非難や、武術的に理解できない方などは不快に感じる表現もあると思います。
ですが、
現代でも骨董品に成り下がらぬオールパーパスな暗器である手裏剣術を題目として、
武に踏み入った者が贋物の武に迷わないよう、声高に武術家や格闘技者と名乗るような痴態をさらすことなく、
遠い将来人知れず研鑽を重ね、秘密裏に武を極めるであろう真の武人の鳳雛のために指南させていただきました。
【第一章 手裏剣とは】
1)手裏剣の種類
2)手裏剣の本質
【第二章 暗器としての要件】
1)用法・用途
2)隠匿携帯
【第3章 平手裏剣と棒手裏剣】
【第4章 暗器としての形状】
【第5章 狙う部位に関して】
【第6章 毒】
【第7章 直打法・回転打法】
1)四方手裏剣の回転打法
2)両剣
3)棒手裏剣の直打法
4)平剣
【第8章 手裏剣の持ち方、構え方の考察】
【第9章 実践練習】
1)平手裏剣の打法
2)棒手裏剣の打法と練習法
3)剣の持ち方の種類
4)手離れ時の手の内の調整
5)構え
6)的の選択
7)修行方法
8)剣の威力の生き死にと標的
【第10章 剣の吟味】
1)材質について
2)デザインと設計
【第11章 焼入れについて】
【第12章 暗器への愛着】
【第13章 手裏剣を用いた戦闘術の考察】
1)投擲打剣
2)手裏剣の寸鉄としての使用
3)全力剣打
【第14章 点穴への使用】
【第15章 射程距離と間合い】
1)射程距離
2)間合い
【第16章 間合いの取り方と練習方法】
【第17章 持ち手のこと】
【第18章 錆の発生と手入れについて】
【第19章 銃刀法と軽犯罪法について】
【第20章 手ごたえ】
【第21章 手裏剣と禅】
【第22章 武の病】
【終章】