ゆるゆる古事記「イザナギ・スサノオ編」の続き。
8世紀に作られた日本最古の本「古事記」を現代語訳の第二弾!
余計な分かりづらい要素を極力排除して、面白いところを中心にし、単に古事記を読むだけではモヤモヤする部分を辻褄合わせして、飲み込みやすくしています。
前回を読んでないくても問題のない内容になっていますが、読んでいた方が面白いです。
今回の主役は大国主!!
まだ大国主がオオナムチと呼ばれていた頃のお話。
オオナムチの父、アメノフユギヌは出雲の王でした。
ある日、アメノフユギヌが死んでしまったことから
たくさんの親戚が、一斉に名乗り出て、
後継者争いが始まります。
オオナムチは心優しく気弱な神でしたので、
親戚の神々にはなめられっぱなし。
話し合いはまとまらず、
仕方なく、ヤガミヒメという優秀な巫女に
神を降ろし、宣託を受けて、
出雲の王を選んでもらうことになったのです。
それでヤガミヒメが神を降ろして、選んだのは……
大国主が出雲の王になるところまでが描かれています。
国譲りは第三弾に入ります。