【本書前書き】
この本を手に取られたということは、起業に興味があるか、すでに起業されているのだと思います。起業に興味があるということは、周りで起業された方にも興味を持っていると思いますが、成功している方もいれば、成功していないような方もいる、むしろ成功している方が少数派という感覚ではないでしょうか?
ところで、あなたにとって成功とは何でしょうか?
自分の力を最大限に発揮している、
自分のペースで働いている、
気の合う仲間と楽しくビジネスをしている など
これらがあなたの考える成功であったとしても、成功したと言えるためには、お金を稼ぐ必要があります。「いやいや、私が起業したのはお金儲けのためじゃないよ」と言う方もいるかもしれません。ただお金を稼がなければ、事業は続けられません。逆にお金が稼げていれば、自由が得られます。だから、お金を稼ぐことにまずフォーカスする必要があります。
起業には成功するための原則があります。その原則に沿えばうまくいきますし、逆に沿わなければうまくいきません。これからご紹介する原則を、自分の事業だけでなく、周りで起業された方の事業にも当てはめて考えてみることで、その意味をよりよく理解できると思います。
【本書目次】
はじめに
第1章 商品は成功へのパスポートではない
1-起業家が陥る罠
2-お客様が求めているもの
第2章 商品を作る前に売る
1-商品は先に作らない
2-商品を先に売る
3-サービスを先に売る
第3章 商品・サービスの作り方
1-商品やサービスになるもの
2-競合他社がいない商品は市場がない可能性がある
第4章 お金が儲かるところに集中投下する
1-キャッシュがなくなると破産する
2-キャッシュを減らさない方法
最終章 自己流ではなく、うまくいっている先生に習う
最後に
読者特典
注釈