◎チャプター1 土地神話崩壊
◎チャプター2 農地 都会で放棄 いよいよ0円時代へ
◎チャプター3 土地、車、ただでも住まない田舎の死
◎チャプター4 農業崩壊の犯人は国家 農業継承失敗は老害 人災
◎チャプター5 TPPとは ヒトモノカネの自由移動 失業輸出 ババ抜き
◎チャプター6 あらゆる業界の崩壊はグローバリズムの反動
◎チャプター7 ではどうするか。ローカリズムと農本、金本位体制へ
農業改革が遅延、TPPの本質とグローバリズムにかわるもの
金本位体制へ回帰 生産型ローカリズム、「買わない、売らない」若者たちの思考
2040年シンギュラリティ AI失業かAI型生産社会か。
本書抜粋
紀国:今の若い人は知らないだろうけどねえ。農業に今まで大量に税金つぎ込んできたんだ。
徹底的に課税して搾り取ってほしいもんだ。
いままさに、絞られている。相続税や、没収という違うかたちでね。
農林:さっきから好きに言っておられるが、農林水産省の役人からすれば
自治体に預けられても管理責任が問われる。
維持管理するだけで大変な労力と金を要する。
かといって、農地は農業やっている人しか
農地法上、農家を守るための法律が障害になりどうしようもない。
竹中:なにをいまさら・。。志と未来への投資、人に融資するのが銀行の使命だろ。それをうしなって、日銀から印刷されて金で低リスク国債でしか収益が出せない銀行とブローカーはいらなくなる。おそらく、そのとき土地ゼロ円に気が付くのでしょう。これは世界的にね。若者が家と車と家族を求めないのは、本能的にそのことを知っている。