2200年前の古代中国『秦』の時代に『徐福」という名の方士が、中国を始めて統一した『始皇帝』を『不老不死の仙薬』を取りに行くと騙して、数千人の若い男女や多数の技術者、巨額の財宝をせしめて、巨船数百隻に乗って『倭(日本)』に移住(これを『東渡』という)した。
その徐福が2016年11月に現代日本に蘇り、10夜にわたって始皇帝を騙した経緯や『東渡』して『倭」に来てからの見聞、それに稲作や絹、製鉄などの技術を各地に広めた話をする。
徐福はその他にも、英彦山や熊野で倭の仙人に師事して仙術の奥義を極め、日本各地で薬草を発見して、不老長寿・不老不死の仙薬の開発にも成功する。
徐福はその『東渡』の最後に、『不死山(富士山)』の麓に至り、そこで仙女(かぐや姫)に出会い、仙女の導きで天空の世界に飛び立つ。
天空の世界とは宇宙のことで、そこには徐福が思いも及ばぬ文明が栄えていた。
徐福はその天空の世界で10数年を過ごして、地球が恋しくなり『光速航法』や『ワープ航法』を使って立ち返ると、地球では400年の歳月が経っており、倭は今や『倭国大乱』の時代で、『邪馬台国』を初め百余国に分かれて相争っていた。
徐福は仙女と協力してこの大乱を平定し、さらに仙女は『神功皇后』、徐福は『武内宿禰』に変身し、朝鮮に渡り乱れていた「馬韓」「辰韓」「弁韓」を平定する(三韓征伐)。
徐福は仙女との間に生まれた応神天皇を助けて仁政を敷き、齢100歳に近づくと静かに引退して仙女の後を追って天空の世界に帰る。
今回、再度徐福が地球に帰って若者を集めてこのような話をするには、実は深いわけがあった。
以後は、本文で。