現代社会において、大人は月曜日から金曜日まで毎日、働いている。（さらに主婦は毎日働いている。ご苦労様です）


「チックタック、チックタック」時間に支配されながら。今日の自分が明日の自分を作り、過去の自分が未来の自分を作るとも言える。しかし、いつでも未来は不確定だ。未来はいつでも今日をどう生きるか？明日をどう生きるか？で変わっていく。今、自分がすることは仕事時間外であれば、自分で決めることができるので、未来はある程度、「自分が創る」ものだと言えるだろう。


仕事における正解はあるのだろうか？これは価値観の問題もあり、絶対的に言い切ることはできないが、ある程度の経験を積むとどんな人も、ああ、あの時にああすればよかったとか思い返すことが多いことだろう。どんな人にもそういうことがあることだろう。経験のない若者には特に多いことだろう。


この本はそんなことを減らしたいという気持ちから書かれている。人生において「必死で努力する」というよりは、おもにどう選択していく？というような本です。


ちなみにこの本の著者は雑誌編集を経て、小説を含め50冊以上の本を執筆している。最初に編集長になったのはわずか24歳のときで、編集長になったときは雑誌編集の経験すらなかったという。






目次
■はじめに
■第１章　どう仕事を選ぶか？
●伸びるマーケットを選ぶ
●自分を知る
●ブログで情報発信する
●必要なら逃げる
■第２章　できる人間に見せよう
●外見をチューンしよう
●第一印象を向上させる
●世間話のできる人間になる
●挨拶をする
●聞き上手になる
●熱心に働いている自分を演出する
●高速タイピングだけは身につけたい
●速攻でマニアぶるには
●とりあえずYesと言ってみる
●時には失敗しろ
●根拠のない自信を持つ
■第３章　あまり努力せずに１つ上のレベルに上がる
●引っ越す
●付き合う人間で自分を変える
●成功者をパクる
●本を読む
●机を片付ける
●毎日、何を最優先すべきかをリセットして考える
●ダメなことはあきらめてロスを無くす
●ＩＣレコーダーを活用する
●無理な早起きはしない
●リフレッシュする時間を持つ
●たまには昔の友だちに会う
●チェックリストを作る
●基本生活コストを下げる
●はじめからパーフェクトを求めない
●効率良く幅広い話題に備える
●とりあえず、やってみる
■第４章　We are not alone
●頼れる先輩を探す
●優れた能力を持った人は褒める
●自分の強みを磨く
●共通になる知識をつけることが大切
●友達と賭けをする
●夢をかなえる仲間を持つ
●コミュニティに参加する
●人種的偏見を持たない
●一緒に働きたいと思える人間になる
■第５章　スキルを上げて楽に仕事をする　
●速読を身につける
●英語は耳から
●健康を維持する
●仕事をスポーツだと思ってスキルアップする
●どうしても嫌な仕事は逃げろ。良い人にならなくていい
●状況が人間を進化させる
■第６章　人生をどう生きる
●あなたはスーパーマンではない
●世の中、運だ
●確率で考える
●最大の財産は家族